沖縄県にある救急病院で急性期にも対応。経験豊かな専門医・臨床工学技師・薬剤師が対応いたします。研修医や医師を求人募集中。

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循環器センター

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循環器センター紹介・概要

(1)沿革
循環器センターは、1997年に設立されました。現在は、大城康一(循環器内科医)センター長中心に、循環器内科、心臓血管外科医、スタッフ7名、専修医2名で担っております。循環器センターは、24時間フルタイムで循環器疾患の患者さんに対応し、循環器内科と心臓血管外科医が協力し迅速な診断と治療に取り組んでいます。
(2)検査・治療・カンファレンス
循環器内科は、心臓カテーテル検査・経皮的冠動脈形成術(ロータブレーター・DCA)・電気生理検査・電気的カテーテル焼灼術(アブレーション)・永久ペースメーカ植込み・両室ペースメーカ等の検査、治療。心臓血管外科は、冠動脈バイパス術・弁形成あるいは弁置換術・人工血管手術(大動脈瘤・ASO)等の治療を行っています。
定期的に循環器内科医、心臓血管外科医、臨床工学技士とでカンファレンスを持ち、患者さんの検査結果・治療方針の検討等が行われています。
(3)病院連携
当センターは、病診連携を最大に取り組んでいます。センター設立当初に県内の開業医の70%に自ら足を運び病診連携について説明協力依頼を行いました。紹介のあった患者さまは、100%紹介元へ逆紹介しています。又、開業医の先生と症例報告会(GUHeart)を3ヶ月に1回開催しています。
(4)血管造影室・IT化
平成19年8月に心臓血管造影装置を最先端のフラットパネル型に2台入替え、毎日カテーテル治療をおこなっています。

疾患トピックス

§狭心症・心筋梗塞
■狭心症や心筋梗塞の原因
狭心症や心筋梗塞の原因は、心臓を取り巻いている冠動脈の動脈硬化です。
冠動脈は、心臓の筋肉(心筋)に血液(酸素・栄養)を送り込む大切な役割を果たしています。
この冠動脈が搾取する事を狭心症と言い、完全に閉塞し心筋が壊死してしまうことを心筋梗塞と言います。
狭心症も心筋梗塞も、狭窄・閉塞部位及び程度によって重症のものから比較的軽症なものまでいろいろあります。 この狭心症も心筋梗塞の2つをまとめて虚血性心疾患と言います。
心 臓の虚血状態が、急に起こって、これに対して、冠状動脈が完全につまってしまい、全く血液が流れなくなってしまったものが 「心筋梗塞」で、心臓の一部は強いダメージを受け、胸の痛みが長続きしますので必ず入院が必要です。

■狭 心 症 と は ?
冠動脈の内側にコレステロールなどがたまって(動脈硬化)狭くなり、心臓の筋肉に十分な血液が送られなくなります。
坂道や階段など、急に激しく体を動かした時、胸につまるような痛みや圧迫感を感じます。
10分以内くらいに回復しますが、一時的な血液の不足の為、何度も繰り返し起こるのが普通です。

■心 筋 梗 塞 と は ?
狭くなった冠動脈の内側に、血栓(血の固まり)ができて、血液が送られなくなり、心臓の筋肉の一部が死んでしまいます。 狭心症とは比べものにならないほどの激しい胸の痛みに襲われ、むかつきや脂汗をかくといった症状に見舞われます。

■胸痛があれば狭心症・心筋梗塞?

1. 深呼吸すると胸が痛む。
2. 上体を左右・前後に曲げると胸が痛む。
3. 指で押さえると痛みを感じる。
4. キリキリと胸が痛むが5秒位で治る
胸の痛みがあるからといって必ずしも「狭心症」や「心筋梗塞」とは限りません。
上のような痛みは、「狭心症」や「心筋梗塞」ではありません

■検査の方法は?
冠動脈硬化の程度は、手か足の動脈よりカテーテルという細い管を使用して血管の中を通して冠
動脈の入り口まで送り込み、カテーテル先端より造影剤を注入して、X線の透視下にて冠動脈の
性状(狭窄又は、閉塞)を調べる心臓カテーテル検査によってわかります。
又、左心室にカテーテルを挿入し造影剤を流して、左心室の動き(拡張・収縮)を調べたりします。 カテーテルを挿入する部分には局部麻酔にて、カテーテルを通すための管を入れます。

■心臓カテーテル(内科)治療
心臓カテーテル
PTCA(風船治療)冠動脈の狭くなった部分にカテーテルを差込、先端に付けた風船をふくらませて、血管を広げます。 最近は、再狭窄等を防ぐ為、ほとんどの場合ステントという金属の支柱を追加して挿入しています。 風船療法以外に、DCA(血管内のアテロームをカッターの刃についたカテーテルで高速回転で削り取って しまう方法)や、ロータブレーター(非常に硬い石灰化を伴った病変に対し先端にダイヤモンドチップの ついたカテーテルでヤスリのように削る方法)等があります。当院では、いずれの治療も施行しています。

DCA
DCA
従来の風船療法は、動脈硬化により冠動脈内に飛び出した脂肪などの粥腫を、外側に押し出し、冠動脈の内腔を広げる治療法です。 これに対し、DCAはたまった粥腫そのものを削り取り、体外に出してしまう治療法です。DCAカテーテルの構造は、金属製の筒内に 筒状のカッターを内蔵したもので、切除用の窓の方向を選択的に削ることが出来ます。理論的にはカンナのように粥腫を削り取る方法です。

ロータブレーター
ロータブレーター

ロータブレーターは硬い血管を、回転する金属製のヤスリで削る治療法です。削る部分には微細な人工ダイヤモンドが埋め込まれており、 これが1分間に約16万回転する事により、通常の道具では歯が立たないような硬い血管を削ることが出来ます。

■冠動脈バイパス手術(外科治療)
バイパス手術
冠動脈病変が多岐にある場合や、左冠動脈主幹部に狭窄があったり、内科的治療が困難な場合は、冠動脈の狭窄部位より先にバイパスを 行い血液の流れを確保します。バイパスの材料は、動脈、静脈がありますが最近は治療成績が安定している動脈を多用します。手術の方法は、 以前から行われている人工心肺を用いる方法(CABG)と人工心肺を使用しない方法(OPCAB)があります。最近は手術技術向上、手術機材の 進歩により、ほとんどの症例でOPCABが可能になりました。
■リスクファクターをなくしましょう
狭心症や心筋梗塞を予防する為には、最大の原因である動脈硬化を防ぐことです。動脈硬化により心臓の血管(冠動脈)が、だんだん細くなっていくのです。 動脈硬化は、高血圧・高コレステロール・糖尿・喫煙・肥満などが原因でおこります。これらの原因は自分の意志でコントロールすることが可能ですので、 医師の治療とともに、生活習慣を改善する事が大切です。

当センターにて取り扱っているその他の疾患
§弁膜症

健診で心雑音を指摘されていたり、階段歩行時等に息切れが出現する場合は弁膜症の可能性があります。 正確な診断には心臓超音波検査、心臓カテーテル検査が必要です。 長期間放置した場合、心臓がダメージを受けます。心臓がダメージを受ける前に的確な診断と治療(場合によっては手術)を行えば心臓は元気になります。

§大動脈瘤

大動脈に瘤ができる病気ですが原因のほとんどが動脈効果によるものです。瘤があっても通常は無症状で経過しますが、破裂した場合、激しい痛みを伴い、 急激に血圧がさがり、時に命を落とすことがあります。症状が出現する前に手術を行えば未然に防げます。

§閉塞性動脈硬化症

歩行時下肢の痛みが出現する場合、下肢動脈の狭窄が潜んでいることがあります。下肢の関節や筋肉の問題と考えている方が多いようですが、きちんとした 診断には血管造影が必要です。狭窄は風船治療で対処可能ですが完全に閉塞してしまった病変には手術(人工血管バイパス術)で対応します。手術を行うこ とにより症状の著明な改善が得られます。

統計

循環器内科 統計 (1月〜12月)

1999年 2000年 2001年 2002年 2003年 2004年 2005年 2006年 2007年
心カテ数
(件)
984 1399 840 904 829 772 1248 1419 1527
PCI数
(件)
163 241 250 270 262 236 536 754 832

心臓血管外科 統計 (1月〜12月) 但し2002年のみ4月〜12月
2003年 2004年 2005年 2006年 2007年
開心術 冠動脈バイパス手術
44
29
49
61
49
弁膜症手術 11 15 18 22 31
胸部大動脈手術
(胸部大動脈瘤 急性大動脈解離など)
6 9 8 6 9
その他心臓手術(ICR) 0 3 6 2 3
腹部動脈手術
(腹部大動脈瘤 急性大動脈解離など)
6 9 8 6 3
末梢血管手術 5 5 1 6 5
その他(シャント作成を含む) 77 96 73 51 47
149 166 163 154 147

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