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病院情報の公表

浦添総合病院「病院指標」

平成28年度 浦添総合病院 病院指標

  1. 年齢階級別退院患者数
  2. 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  3. 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
  4. 成人市中肺炎の重症度別患者数等
  5. 脳梗塞のICD10別患者数等
  6. 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  7. その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
年齢階級別退院患者数ファイルをダウンロード
年齢区分 0~ 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~
患者数 72 241 240 351 652 958 1,576 1,805 1,660 425
平成28年度に当院を退院された患者さんの年齢階級別患者数です。当院は地域医療支援病院であり、地域の中核病院として、幅広い年齢層の患者さんに医療を提供しておりますが、平成28年度の退院患者数7,980人の68.5%を60歳以上の患者さんで占めており、高齢者の入院が多くなってきている傾向があります。10歳以下、10代の若年層は骨折など整形外科的な手術が必要となる患者さんが多い傾向となっています。
診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040081xx99x00x 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 73 16.51 21.25 6.85% 80.56
110310xx99xx0x 腎臓または尿路の感染症 手術なし 副傷病なし 56 12.39 12.43 10.71% 80.20
080011xx99xxxx 急性膿皮症 手術なし 30 15.27 11.97 3.33% 75.10
040100xxxxx00x 喘息 手術・処置等2なし 副傷病なし 12 7.33 6.42 0.00% 69.00
180010x0xxx0xx 敗血症(1歳以上) 手術・処置等2なし 12 15.50 19.24 0.00% 80.58
当科に入院される患者様の多くは近隣の老健施設や高齢者福祉施設に入居されている方や、御家庭で介護を受けている高齢者の方ですが、なかには嚥下能力を含め全身状態が良好でない方も多くいます。そのような方が入院された場合は、家族のみならず施設職員やケアマネージャーを含めた患者様に係る皆さまに入院後3~5日以内に面談して治療計画、退院予定を説明し同意を得ているために、速やかな退院が可能となっております。当科における感染症加療は多剤耐性菌を考慮しつつもグラム染色や臨床経過に留意し、できるだけ狭い抗菌スペクトラムの抗生剤を使用し、また抗生剤の使用期間も必要最小限としております。感染症加療に外科的加療が必要な場合(尿路結石の砕石術、喀痰排出困難時の気管切開等)は速やかに外科に依頼しております。感染症の中でも最重症な感染症の一つである敗血症は起因菌に対する加療と同時に全身管理にも重点をおきながら、感染症の原因をつきとめ併せて加療しております。標準的な敗血症の加療は2週間とされていますが、当院は入院中に御家族や関係者に面談を行う事により治療終了後に速やかな退院が可能となっていることも当科の特徴です。個室隔離されることの多いインフルエンザ加療は、抗ウイルス薬を使用しながらADLの低下を起こさないよう,早期よりリハビリを行い治療終了後の速やかな退院ができるようにしています。皮膚科領域の感染症に関しては週に1回来院して頂いている琉球大学皮膚科学講座医師と連絡を密にして行っております。
循環器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050050xx02000x 狭心症、慢性虚血性心疾患 経皮的冠動脈形成術等 手術・処置等1-なし、1,2あり 手術・処置等2なし 副傷病なし 142 4.26 4.71 0.70% 70.14
050130xx99000x 心不全 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 101 18.92 17.95 5.94% 80.80
050050xx99100x 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 手術・処置等1-1あり 手術・処置等2なし 副傷病なし 71 2.87 3.06 0.00% 70.46
050050xx99200x 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 手術・処置等1-2あり 手術・処置等2なし 副傷病なし 57 2.12 3.22 0.00% 69.63
050070xx01x0xx 頻脈性不整脈 経皮的カテーテル心筋焼灼術 手術・処置等2なし 57 5.51 5.51 0.00% 62.28
生活習慣病により生じた狭心症といった虚血心疾患に対するカテーテル治療(経皮的冠動脈形成術)が多くを占めております。次に高齢化に伴う心不全入院が多くなっております。また近年、心房細動に代表される頻脈性不整脈に対するカテーテルアブレーション(経皮的カテーテル心筋焼灼術)も増えつつあります。
心臓血管外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050080xx01010x 弁膜症(連合弁膜症を含む。) ロス手術(自己肺動脈弁組織による大動脈基部置換術)等 手術・処置等1なし 手術・処置等2-1あり 副傷病なし - - 24.70 - -
050050xx01110x 狭心症、慢性虚血性心疾患 心室瘤切除術(梗塞切除を含む。) 単独のもの等 手術・処置等1-1,2あり 手術・処置等2-1あり 副傷病なし - - 27.92 - -
050161xx9901xx 解離性大動脈瘤 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2-1あり - - 23.16 - -
050170xx02010x 閉塞性動脈疾患 動脈形成術、吻合術 指(手、足)の動脈等 手術・処置等1-なし、1あり 手術・処置等2あり 副傷病なし - - 22.93 - -
050161xx97x10x 解離性大動脈瘤 その他の手術あり 手術・処置等2-1あり 副傷病なし - - 28.23 - -
当科は心臓・大動脈疾患に対して外科治療を行う診療科です。近年、弁膜症の中でも大動脈弁疾患が増えています。高齢化社会を反映してか特に高齢者の大動脈弁疾患に対する手術が増えてきました。また、狭心症に対しての冠動脈バイパス術を行った症例も多く、次いで集中治療や緊急手術を要する急性大動脈解離、閉塞性動脈硬化症に対する手術症例が増えています。入院期間に関しては、高齢者が多く、また、不安なく自宅へ帰す事を第一としている事から長めではありますが退院後の合併症や再入院などもほとんどありません。
腎臓内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
110280xx99000x 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 13 8.69 12.84 0.00% 73.77
110310xx99xx0x 腎臓または尿路の感染症 手術なし 副傷病なし 11 5.18 12.43 0.00% 78.45
040081xx99x00x 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし - - 21.25 - -
080011xx99xxxx 急性膿皮症 手術なし - - 11.97 - -
110280xx02x1xx 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 その他の手術あり 手術・処置等2-2あり 副傷病なし - - 20.52 - -
検診にてタンパク尿、血尿の異常を指摘された方や、eGFR(おおよその腎機能を示す指標)低下を指摘された方の二次検診。近隣の医院クリニックの先生方から、急な発熱(尿路感染)やタンパク尿が持続している方や、タンパク尿が増えてきた方などが当診療科へご紹介頂いております。尿路感染の治療や、各患者さんの腎機能(ステージ)に合わせた食事生活指導や内服薬の調整を行っております。ネフローゼ症候群など病態によっては「腎生検」などの特殊検査も行っております。
呼吸器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040040xx9910xx 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1あり 手術・処置等2なし 46 6.09 3.68 4.35% 73.70
040130xx99x0xx 呼吸不全(その他) 手術なし 手術・処置等2なし 24 11.88 11.46 4.17% 76.17
040081xx99x00x 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 23 17.65 21.25 26.09% 78.39
040120xx99000x 慢性閉塞性肺疾患 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 13 8.23 13.85 0.00% 76.62
180010x0xxx0xx 敗血症(1歳以上) 手術・処置等2なし - - 19.24 - -
2020年新規がん患者推計によると、肺がんの新患数が男性で9万1千人女性で3万4千人と予測されています。2016年度はがんにより34万人が亡くなっており、死亡原因のトップで、その中で肺がんが最多です。呼吸器内科では、手術不能肺がんの最新の治療である免疫治療(PD-1阻害薬)や分子標的治療(EGFR遺伝子変異、ALK融合遺伝子、ROS1癒合遺伝子)真っ先に取り入れ、従来の化学放射線療法や化学療法、放射線療法とともに活用し、患者さんがより快適で長生きできるような体制となっております。肺気腫や間質性肺炎や喘息といった呼吸器疾患の患者さんのみならず一般の方々も、肺炎、心不全、肺塞栓や発作等で呼吸不全に陥った場合、最適な抗菌薬や循環動態の維持、呼吸管理にて治療し、呼吸不全からの迅速な離脱を支援しています。高齢化に伴い誰もが直面しうる食べる機能(飲み込む機能)の衰えからくる誤嚥性肺炎に対して、嚥下機能を評価し、気道を管理し、適合する抗菌薬とリハビリテーションにて機能を低下させないよう復帰できるようプログラムを組んでいます。喫煙によることが多い慢性肺気腫患者さんの息苦しさへも、吸入やステロイド剤により迅速に対応し、呼吸が楽になるよう適合した吸入薬を選択し外来治療へ繋げています。禁煙外来による予防にも努めています。感染症の分野で最も怖い敗血症へ迅速に対応し、多臓器障害や急性呼吸窮迫症候群への移行を阻止し救命できるように備えております。
呼吸器外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040040xx9910xx 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1あり 手術・処置等2なし 32 3.66 3.68 0.00% 70.53
040040xx97x0xx 肺の悪性腫瘍 手術あり 手術・処置等2なし 30 11.07 12.73 0.00% 66.33
040130xx99x1xx 呼吸不全(その他) 手術なし 手術・処置等2あり 22 17.14 18.17 0.00% 71.45
040200xx01x00x 気胸 肺切除術等 手術・処置等2なし 副傷病なし 20 7.10 10.09 0.00% 26.50
040040xx9909xx 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2-9あり - - 10.76 - -
呼吸器外科では肺癌の手術や化学療法、気管支鏡による診断を中心に診療を行っており、入院患者さんの大部分を占めています。化学療法や気管支鏡は1泊2日や2泊3日で行われることがほとんどです。また、慢性閉塞性肺疾患(COPD)患者さんの急性増悪や気胸に関しても呼吸器外科にて診療しております。呼吸リハビリなどを併用し、早期の在宅復帰を目指しています。
消化器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060340xx03x00x 胆管(肝内外)結石、胆管炎 限局性腹腔膿瘍手術等 手術・処置等2なし 副傷病なし 99 10.09 11.06 3.03% 66.38
060102xx99xxxx 穿孔または膿瘍を伴わない憩室性疾患 手術なし 72 7.96 7.89 0.00% 57.94
060280xxxxxxxx アルコール性肝障害 43 13.02 16.16 2.33% 52.67
060130xx99000x 食道、胃、十二指腸、他腸の炎症(その他良性疾患) 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 40 6.43 7.44 2.50% 71.38
060350xx99x00x 急性膵炎 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 37 7.73 11.84 2.70% 51.38
高齢化や生活環境の変化、本県の飲酒環境などにより、また、当院では24時間救急診療を行っているため、結石性胆管炎や膵炎、大腸憩室炎や憩室出血、潰瘍などによる上部消化管出血症例が上位を占めています。アルコール性肝硬変に伴う肝不全増悪、食道静脈瘤や膵炎症例も多くみられます。結石性胆管炎症例には、速やかにドレナージ処置や結石除去を行っています。胆管がん、膵がんに伴う悪性胆道狭窄、胆管炎症例も多く、速やかな精査、ドレナージ処置を行っています。上部消化管出血は、高齢化に伴い抗血栓薬やNSAIDs起因性も増加し、内視鏡止血処置を積極的に行っています。慢性肝不全増悪や食道静脈瘤症例に対しても早期より積極的に治療を開始しています。早期かつ積極的な治療介入により、各疾患群とも入院期間の短縮と早期退院を達成しています。
外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060330xx02xxxx 胆嚢疾患(胆嚢結石など) 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 71 5.61 6.82 0.00% 55.21
060150xx03xxxx 虫垂炎 虫垂切除術 虫垂周囲膿瘍を伴わないもの等 42 4.69 5.60 0.00% 40.93
060035xx0101xx 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 結腸切除術 全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術等 手術・処置等1なし 手術・処置等2-1あり 37 25.86 30.58 2.70% 68.27
060335xx02000x 胆嚢水腫、胆嚢炎等 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 34 7.41 7.61 2.94% 57.47
060035xx01000x 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 結腸切除術 全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術等 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 30 15.37 15.92 0.00% 68.43
当科は、消化器病センターの一部として消化器内科と同じ病棟で診療しています。三次救急医療機関なので緊急手術が多く、特に胆嚢炎、虫垂炎が多いのが特徴です。胆嚢炎はガイドラインでも推奨されている早期手術を積極的に取り入れ、在院日数を可及的に短くするよう努めています。また、 胆石症、肝胆膵悪性腫瘍、大腸悪性腫瘍が多いのも特徴で、これらの疾患は、消化器内科との連携による正確な診断とガイドラインに準じた治療をおこなっています。
乳腺外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
090010xx03x0xx 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴わないもの) 手術・処置等2なし 73 4.92 6.59 0.00% 56.49
090010xx02x0xx 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 単純乳房切除術(乳腺全摘術)等 手術・処置等2なし 18 7.61 10.30 0.00% 59.11
090010xx01x0xx 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴うもの(内視鏡下によるものを含む。))等 手術・処置等2なし 11 10.27 11.57 0.00% 55.82
090010xx97x0xx 乳房の悪性腫瘍 その他の手術あり 手術・処置等2なし - - 6.11 - -
180050xx99xxxx その他の悪性腫瘍 手術なし - - 15.45 - -
乳腺外科では乳がんの治療が大半を占めますが、乳腺良性腫瘍、乳腺炎、陥没乳頭などの良性疾患も含め乳腺疾患全般を取り扱っています。乳がんの治療では安心、安全な治療を提供するために多職種のスタッフによるチーム医療で診療を行っております。合併症の少ない手術、術後早期からのリハビリ、メディカルソーシャルワーカーとの密な連携等により、患者さんが早期に在宅復帰、社会復帰できる様、常に心がけています。また患者さんとのコミュニケーションやメンタルケアにも配慮し、短い在院日数で患者満足度の高い診療の提供を目指しています。
整形外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
070230xx01xxxx 膝関節症(変形性を含む。) 人工関節再置換術等 293 17.15 26.26 4.78% 72.30
160800xx01xxxx 股関節大腿近位骨折 人工骨頭挿入術 肩、股等 169 25.35 27.63 76.33% 79.33
160620xx01xxxx 肘、膝の外傷(スポーツ障害等を含む。) 腱縫合術等 91 5.59 11.91 0.00% 37.15
160740xx97xx0x 肘関節周辺の骨折・脱臼 手術あり 副傷病なし 52 3.52 5.33 5.77% 20.98
160700xx97xx0x 鎖骨骨折、肩甲骨骨折 手術あり 副傷病なし 40 3.70 5.86 0.00% 39.38
当院整形外科の特徴としては高齢化社会も反映して膝の軟骨がすり減っていく事で疼痛を生じる変形性膝関節症の方が多く近隣医療施設、離島から紹介され来院しております。その他変形性股関節症、肩腱板損傷も加齢による退行変性疾患として多くなっております。当院は救命救急センターを有し、骨折などの整形一般外傷に対しても24時間オンコール体制をとって対応しており四肢、脊椎の骨折等の外傷が非常に多く中でも高齢の転倒で発生する大腿骨頚部・転子部骨折の搬送が多くなっております。また当院ではスポーツ関節外科センターを開設しており近隣の医療施設、スポーツ指導者からスポーツ外傷の患者様を紹介いただき治療にあたっております。
耳鼻咽喉科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
030240xx99xxxx 扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎 手術なし 43 4.70 5.50 0.00% 31.02
030350xxxxxxxx 慢性副鼻腔炎 24 6.08 7.47 0.00% 52.00
030428xxxxxxxx 突発性難聴 22 6.77 9.37 4.55% 49.45
030390xx99xxxx 顔面神経障害 手術なし 19 6.89 9.60 0.00% 47.89
030400xx99xxxx 前庭機能障害 手術なし 17 5.00 5.24 0.00% 71.59
耳鼻咽喉科で多い入院疾患は、扁桃周囲膿瘍など、のどの炎症性疾患です。発熱、咽頭痛、食事困難があり。増悪すると息苦しくなり呼吸が困難になることもある怖い疾患です。そのため、重症の方は入院加療が必要となります。入院期間は平均在院日数4.7日となっていますが、早めの治療開始で入院期間の短縮が可能なため早めの受診をお勧めします。2番目に多いのは、慢性副鼻腔炎いわゆる蓄膿症です。これは内服治療で改善が得られない手術目的の方です。症状としては、鼻汁、鼻閉、頭痛、嗅覚障害などがあります。手術を含め、平成28年度は平均在院日数6日でしたが、現在、入院期間が短くなり平均5日での退院が可能です。上記症状でお困りの方はかかりつけの耳鼻科医に手術加療についてご相談されてください。3番目に多いのは、突発性難聴です。急に耳が聞こえなくなる原因不明の病気です。症状がでたら早めに近医を受診してください。中等度から重症の場合には入院による点滴治療が必要になる場合があります。次に多いのは顔面神経麻痺です。顔の半分だけ動きが悪くなり、閉眼困難、流涙、唾液や食事が口からこぼれるなどの症状があります。場合によっては、頭痛・顔面部痛、難聴、めまい、味覚障害などが生じることもあります。脳梗塞や脳出血など脳が原因であることもありますが、もっとも多いのはウイルスが原因で起こる場合で治療担当科は我々耳鼻咽喉科となります。上記症状のある方は近医耳鼻科を受診され、入院加療についてご相談されてください。発症から2週間以内に治療を行った方がよいとされる疾患です。その他、難聴、めまい、中耳炎などの耳疾患、アレルギー性鼻炎などの鼻疾患、また、のど、音声、嚥下、唾液腺など頭頸部疾患各種に対応しております。
形成外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
020230xx97x0xx 眼瞼下垂 手術あり 手術・処置等2なし 20 2.15 3.44 0.00% 78.60
160200xx0200xx 顔面損傷(口腔、咽頭損傷を含む。) 鼻骨骨折整復固定術等 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 14 5.50 5.80 0.00% 46.09
070010xx010x0x 骨軟部の良性腫瘍(脊椎脊髄を除く。) 四肢・躯幹軟部腫瘍摘出術等 手術・処置等1なし 副傷病なし 11 4.64 5.94 0.00% 46.09
080070xx97xxxx 慢性膿皮症 手術あり - - 11.03 - -
180040xx97x0xx 手術・処置等の合併症 その他の手術あり 手術・処置等2なし - - 15.58 - -
形成外科は体表面の形態異常を取り扱う診療科で、当院では眼瞼下垂症などの加齢性疾患、顔面外傷(皮膚軟部組織損傷・顔面骨骨折)、皮膚腫瘍切除などの治療を受ける患者様が増加しております。患者様になるべく負担が少なく、早期に退院できるように努めております。
神経内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
010230xx99x00x てんかん 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 31 7.00 7.12 3.23% 54.19
010060x2990401 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2-4あり 副傷病なし 発症前Rankin Scale 0、1又は2 25 15.00 16.54 24.00% 68.40
010040x099x00x 非外傷性頭蓋内血腫(非外傷性硬膜下血腫以外)(JCS10未満) 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 20 14.90 19.35 45.00% 69.25
010061xxxxx0xx 一過性脳虚血発作 手術・処置等2なし 14 6.36 6.38 0.00% 72.64
010060x2990400 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2-4あり 副傷病なし 発症前Rankin Scale 3、4又は5 13 18.77 20.18 30.77% 76.77
平成28年4月から診療開始しており、診療科の性質上患者様は現在も増加傾向にあります。今後とも地域医療に貢献していく所存です。何卒宜しくお願いします。
脳神経外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
010060x2990401 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2-4あり 副傷病なし 発症前Rankin Scale 0、1又は2 49 14.31 16.54 16.33% 67.61
010030xx9910xx 未破裂脳動脈瘤 手術なし 手術・処置等1あり 手術・処置等2なし 48 3.38 3.20 0.00% 61.77
010040x099x00x 非外傷性頭蓋内血腫(非外傷性硬膜下血腫以外)(JCS10未満) 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 40 15.10 19.35 42.50% 62.90
070343xx99x1xx 脊柱管狭窄(脊椎症を含む。) 腰部骨盤、不安定椎 手術なし 手術・処置等2-1あり 38 2.92 3.07 0.00% 69.55
010030xx03x00x 未破裂脳動脈瘤 脳血管内手術 手術・処置等2なし 副傷病なし 23 8.13 10.24 0.00% 61.43
当院は脳血管・脊髄センターとして脳卒中は脳神経外科と神経内科が協力してオンコール体制を作って診療しています。脳卒中総数は569人で、脳梗塞に対しては来院から4.5時間以内の患者にt-PAが使用できる体制を構築しており、さらに主幹動脈閉塞例に対しても適応を厳密に判断しながら積極的に血管内手術(経皮的血栓回収術)を行っています。脳出血に対しても開頭手術以外にナビゲーションを使用した定位的血腫除去術も厳密な適応のもとに手術を行っています。当院は血管内治療専門医が2名おり、他院からの未破裂脳動脈瘤の患者の紹介も多く、術前検査や術後検査の患者数も多いことも特徴です。脊椎・脊髄疾患に関しては、顕微鏡手術や内視鏡手術を導入し、ナビゲーションや術中CT、さらに神経モニタリングを導入し、より正確に安全な手術ができる体制を整えています。
救急医学科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040081xx99x00x 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 65 15.43 21.25 12.31% 81.77
110310xx99xx0x 腎臓または尿路の感染症 手術なし 副傷病なし 52 13.92 12.43 13.46% 75.08
010230xx99x00x てんかん 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 35 5.46 7.12 5.71% 56.46
160100xx99x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 33 11.58 7.52 15.15% 51.06
180010x0xxx0xx 敗血症(1歳以上) 手術・処置等2なし 32 17.03 19.24 9.38% 73.91
当院は救命救急センターを有する三次救急病院であり、救急外来においても、24時間体制で救急医が診察にあたり、様々な疾患の患者様を受け入れています。その中でも、痙攣発作での受診が多い傾向にあり、入院にて精査を行っています。もともと、てんかんの診断がなされている症例もありますが、多くは「初発」の痙攣である事が多くなっています。肺炎、尿路感染症については、救急外来を受診する内科疾患では最多となっています。
初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数ファイルをダウンロード
初発 再発 病期分類
基準(※)
版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 15 - - 15 - - 2 14
大腸癌 25 51 62 85 - 43 2 8
乳癌 63 17 - - - 12 2 17
肺癌 38 10 13 36 - 25 2 7
肝癌 - 10 10 18 - 35 2 6
※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約
胃癌、大腸癌、乳癌、肺癌、肝癌を5大癌といいます。患者数は集計期間内の延べ退院患者数です。Stage分類は癌取扱い規約で行っています。初発とは初めて診断された患者数及び治療中の患者数、再発とは再発診断された患者数及び再発治療中の患者数を表しています。当院では、各癌腫ともに、ガイドラインにそった治療を行っています。
 胃癌はStageⅠ、Ⅳが多い傾向にありました。StageIでは内視鏡治療、腹腔鏡下胃切除術が中心です。大腸癌は5大癌の中で当院では最多となっており、StageⅡ~Ⅲは手術療法、StageⅣでは遠隔転移のため、主に化学療法が行われますが、肝転移や肺転移があっても、治癒する例もあるため、患者さんの全身状態、転移の状態等を考慮し、根治の可能性があれば積極的に手術を含めた治療をおこなっています。乳癌、肺癌ともに手術療法が主体となるStageⅠが最も多く、StageⅣは化学療法のための入院が多くなっています。肝臓癌はStageⅣが多い傾向にあり、癌の個数、部位、肝機能によって、外科的切除やラジオ波焼灼療法を行っています。
成人市中肺炎の重症度別患者数等ファイルをダウンロード
患者数 平均
在院日数
平均年齢
軽症 21 7.38 49.33
中等症 110 12.56 77.09
重症 18 15.39 77.50
超重症 15 21.87 78.27
不明 20 16.45 74.00
脳梗塞のICD10別患者数等ファイルをダウンロード
ICD10 傷病名 発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
G45$ 一過性脳虚血発作及び関連症候群 3日以内 33 5.76 71.36 0.00%
その他 - - - -
G46$ 脳血管疾患における脳の血管(性)症候群 3日以内 - - - -
その他 - - - -
I63$ 脳梗塞 3日以内 247 19.10 72.95 30.36%
その他 34 21.18 71.88 38.24%
I65$ 脳実質外動脈の閉塞及び狭窄,脳梗塞に至らなかったもの 3日以内 - - - -
その他 34 11.53 72.09 8.82%
I66$ 脳動脈の閉塞及び狭窄,脳梗塞に至らなかったもの 3日以内 - - - -
その他 - - - -
I675 もやもや病<ウイリス動脈輪閉塞症> 3日以内 - - - -
その他 - - - -
I679 脳血管疾患,詳細不明 3日以内 - - - -
その他 - - - -
当院は救急救命センターを有しており、脳卒中の患者の入院が多く、その中でも最も多いのが脳梗塞です。脳梗塞に対しては来院から4.5時間以内の患者に関してt-PAが使用できる急性期の体制を救急集中治療部と協同して構築しており、毎年20~30件の症例に対して施行しています。また当院は脳血管内治療専門医が二人おり、近年はt-PA後の血管内治療による血栓除去術も行っています。その後の回復期リハビリに至るまでの急性期のリハビリも積極的に行っています。
診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K386 気管切開術 - - - - -
K783-2 経尿道的尿管ステント留置術 - - - - -
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 - - - - -
K0811 人工骨頭挿入術(股) - - - - -
K116 脊椎骨掻爬術 - - - - -
当科における外科的併診のもっとも多いのは、重症な敗血症に発展しやすい複雑性尿路感染症であり、水腎症などの診断後は速やかに他院泌尿器科と連携して閉塞起点の解除を行うようにしています。 当科で気管切開が必要な疾患は、①脳疾患に基づく反回神経麻痺(声帯麻痺)の方、②喀痰多量のために気道管理が困難な方があげられます。特に声帯麻痺のある方は、速やかに気道確保を行わないと窒息に至るため、気管内挿管等で気道確保をしつつ御家族に積極的面談を行ったうえで外科に依頼しております。入院当初は内科疾患として入院したが病因の検索の結果で外科的疾患が疑われる場合も可及的速やかに外科に依頼しております。
循環器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K5463 経皮的冠動脈形成術(その他) 110 1.42 4.50 1.82% 70.67
K616 四肢の血管拡張術・血栓除去術 63 1.57 8.29 4.76% 74.19
K5493 経皮的冠動脈ステント留置術(その他) 46 1.37 2.48 2.17% 69.96
K5951 経皮的カテーテル心筋焼灼術(心房中隔穿刺、心外膜アプローチ) 40 1.85 3.05 0.00% 65.08
K5462 経皮的冠動脈形成術(不安定狭心症) 31 0.13 7.90 0.00% 66.48
手術件数としては、最も頻度が多い経皮的冠動脈形成術の次に、近年、動脈硬化により生じる下肢動脈狭窄(末梢動脈疾患)に対するカテーテル治療(四肢の血管拡張術)が多くを占めるようになってきております。また、頻脈性不整脈に対する経皮的カテーテル心筋焼灼術)も増えつつあります。
心臓血管外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K5551 弁置換術(1弁) - - - - -
K552-22 冠動脈、大動脈バイパス移植術(人工心肺不使用)(2吻合以上) - - - - -
K5522 冠動脈、大動脈バイパス移植術(2吻合以上) - - - - -
K5602 大動脈瘤切除術(弓部) - - - - -
K5541 弁形成術(1弁) - - - - -
大動脈弁疾患に対する大動脈弁置換術、冠動脈疾患に対する冠動脈バイパス術が最も多い手術となっています。高齢、高血圧、動脈硬化等を背景とした胸部大動脈瘤も増えており、手術の難易度の高い弓部大動脈瘤症例も増えています。手術症例も高齢者が多いため、術後の体力回復に時間を要し、入院期間が長くなっているのも否めませんが、周術期、特に集中治療室のベッドサイドから心臓リハビリテーションを積極的に行うことにより早期離床に努めています。長期にリハビリテーションが必要になる場合には医師、看護師、理学療法士、栄養士、薬剤師等の多職種間で情報を共有し、必要な施設への転院がスムーズに進むよう努めています。
腎臓内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K610-3 内シャント設置術 - - - - -
K635-3 連続携行式腹膜灌流用カテーテル腹腔内留置術 - - - - -
K639 急性汎発性腹膜炎手術 - - - - -
K6321 腹壁腫瘍摘出術(形成手術を必要としない) - - - - -
K664 胃瘻造設術(経皮的内視鏡下胃瘻造設術、腹腔鏡下胃瘻造設術を含む) - - - - -
腎不全の進行による不安に対し、腹膜透析(CAPD)や血液透析(HD)、腎移植についての相談、他施設からのセカンドオピニオンも伺っており、透析治療に関わるシャント手術や腹腔内カテーテル挿入術も伺います。透析治療に関わるシャント手術や腹腔内カテーテル挿入術など、当院の外科グループと連携して対応致します。他にも透析患者に生じる各種合併症(脳血管疾患、心臓(冠動脈系)疾患、下肢の血流不全、シャントトラブルなど)にも院内の内科、外科と連携して対応しております。透析開始から各ステージにおける合併症、問題点に対し、トータルで対応致します。
呼吸器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K488 試験開胸術 - - - - -
K664 胃瘻造設術(経皮的内視鏡下胃瘻造設術、腹腔鏡下胃瘻造設術を含む) - - - - -
K488-4 胸腔鏡下試験切除術 - - - - -
K386 気管切開術 - - - - -
K5972 ペースメーカー移植術(経静脈電極) - - - - -
呼吸器センターとして、呼吸器内科と呼吸器外科が協力して迅速な診断、処置、治療に努めています。共同で局所麻酔下胸腔鏡、硬性気管支鏡や軟性気管支鏡を駆使し、アルゴンプラズマレーザーによる気道病変焼灼や高周波スネアによる切除、ステントによる気管内病変の制御に努めています。呼吸器内科での気管切開も呼吸器外科によるバックアップの元より安全に行われています。高齢者ケアにおいて、嚥下機能低下に伴う胃瘻増設を消化器と、心臓障害による不整脈のトラブルに対するペースメーカー留置を循環器の支援のもと施行いただき、トータルな患者さんのマネージメントに役立てています。
呼吸器外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K5131 胸腔鏡下肺切除術(肺嚢胞手術(楔状部分切除)) 23 1.96 3.39 0.00% 25.26
K514-23 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術(肺葉切除又は1肺葉を超える) 20 2.25 8.9 0.00% 66.75
K514-21 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術(部分切除) - - - - -
K5143 肺悪性腫瘍手術(肺葉切除又は1肺葉を超える) - - - - -
K386 気管切開術 - - - - -
呼吸器外科では肺癌手術を主に行っており、癌の進行度や悪性度、患者さんの状態に応じ、適切な術式を選択し、安全に施行しています。また、気胸の患者さんには早めの手術を施行し、早期に社会復帰をしてもらっているのが特徴です。また、救急病院であるので、長期の人工呼吸器管理を必要とする重症の患者さんが多くいます。その方には呼吸器外科で気管切開を行っております。
消化器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 59 1.20 6.54 1.69% 63.64
K682-3 内視鏡的経鼻胆管ドレナージ術(ENBD) 57 1.23 8.28 1.75% 68.95
K708-3 内視鏡的膵管ステント留置術 45 0.20 4.07 0.00% 65.09
K654 内視鏡的消化管止血術 41 1.07 6.78 14.63% 68.90
K664 胃瘻造設術(経皮的内視鏡下胃瘻造設術、腹腔鏡下胃瘻造設術を含む) 30 2.40 6.57 53.33% 76.13
当院では胆道結石や悪性疾患による胆道系疾患や膵疾患が多いため胆膵系内視鏡処置が上位を占めています。また、上部および下部消化管出血症例に対する内視鏡的止血術や、食道静脈瘤に対する緊急止血や硬化療法、結紮術も行っています。日帰りで内視鏡的大腸ポリープ切除術も積極的に行っています。
外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 115 1.52 4.08 0.87% 56.65
K719-3 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術 46 3.30 13.87 2.17% 66.46
K718-21 腹腔鏡下虫垂切除術(虫垂周囲膿瘍を伴わないもの) 41 0.32 3.39 0.00% 41.41
K7434 痔核手術(脱肛を含む)(根治手術) 30 0.87 4.47 0.00% 53.10
K7193 結腸切除術(全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術) 28 6.25 19.89 3.57% 69.18
急性胆嚢炎、急性虫垂炎等の緊急手術に対しても腹腔鏡手術、特に単孔式(従来法よりも傷口を目立たなくする方法)を積極的に取り入れて行っているのが特徴で、患者さんに負担の少ない手術、治療を心がけています。待機的手術は胆石症、大腸がん、肝胆膵がん等が多く、これらの疾患に対しても適応を充分に吟味した上で腹腔鏡下手術を行っています。
乳腺外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K4762 乳腺悪性腫瘍手術(乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴わない)) 77 1.0 3.0 0.00% 56.9
K4763 乳腺悪性腫瘍手術(乳房切除術(腋窩部郭清を伴わない)) 15 1.5 5.0 0.00% 58.5
K4765 乳腺悪性腫瘍手術(乳房切除術・胸筋切除を併施しない) 10 1.0 8.6 0.00% 59.1
K6113 抗悪性腫瘍剤静脈内持続注入用植込型カテーテル設置(頭頸部その他) - - - - -
K4764 乳腺悪性腫瘍手術(乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴う)) - - - - -
乳癌の手術の大部分を占める乳房温存手術では、できるだけ目立たない傷で温存乳房の整容性にも配慮した手術を心がけています。また乳房切除術後には形成外科と密に連携し、乳房再建術も積極的に行っています。
整形外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0821 人工関節置換術(膝) 296 1.73 14.14 4.73% 72.38
K0461 骨折観血的手術(大腿) 113 1.28 21.42 77.88% 73.72
K0811 人工骨頭挿入術(股) 58 4.41 20.97 72.41% 79.96
K079-21 関節鏡下靱帯断裂形成手術(十字靱帯) 40 1.00 5.83 0.00% 78.29
K068-2 関節鏡下半月板切除術 36 1.17 1.03 0.00% 25.13
手術に関しては疾患が多い変形性膝関節症に対する人工膝関節置換術の手術件数が上位を占めています。またその他人工股関節置換術、膝関節鏡手術(前十字靭帯再建術、半月板縫合術・切除術等)、肩関節鏡手術(腱板修復術、関節唇修復術等)、足関節鏡手術と幅広く行っております。また救急からの骨折の患者様も多くなるべく早期に手術を行えるよう対応しております。
耳鼻咽喉科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K3772 口蓋扁桃手術(摘出) 22 1.00 8.91 0.00% 28.77
K340-5 内視鏡下鼻・副鼻腔手術3型(選択的(複数洞)副鼻腔手術) 15 1.00 4.47 0.00% 55.53
K319 鼓室形成手術 12 1.00 4.92 0.00% 50.92
K318 鼓膜形成手術 - - - - -
K340-6 内視鏡下鼻・副鼻腔手術4型(汎副鼻腔手術) - - - - -
耳鼻咽喉科で行われる最も多い手術は、口蓋扁桃摘出術です。これが行われる疾患は、急性扁桃炎を繰り返す慢性扁桃炎、夜間睡眠時のいびきや無呼吸を生じる睡眠時無呼吸症候群、IgA腎症、掌蹠膿症、胸肋鎖骨過形成症など扁桃自体はほとんど無症状か、軽い痛みや異和感がある程度ですが、それが原因となって扁桃から離れた臓器(皮膚、関節、腎臓)に引き起こされる疾患で扁桃病巣感染症です。当院では約9日の入院(平均術後日数7日)で入院での手術加療を行っております。2番目に多いのは慢性副鼻腔炎の手術です。状態に応じてⅠからⅤ型まで手術術式があります。術式の違いで分けられており、慢性副鼻腔炎の手術自体が当科で最も多く行われている手術ということになります。近年内視鏡が導入され、鼻の手術は眼に見えるところに傷がつくことはなく、より安全に行えるようになっております。平均術後日数も3日程度です。3番目、4番目に多いのは鼓室形成術や鼓膜形成術の耳の手術です。対症となるのは鼓膜に慢性的に穴が開いていて難聴や耳漏繰り返すなどの慢性中耳炎のかたが対症となります。その他、当科では耳下腺、顎間腺の良性腫瘍に対する手術も行っています。また、耳鼻咽喉科に関わる手術を希望される方の御相談にのっており、当科での対応が難しい場合には琉大附属病院 耳鼻科等の対応可能施設を紹介しています。
形成外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K2193 眼瞼下垂症手術(その他) 11 0.00 1.09 0.00% 81.27
K476-4 ゲル充填人工乳房を用いた乳房再建術(乳房切除後) 10 1.00 4.80 0.00% 51.80
K0021 デブリードマン(100cm2未満) - - - - -
K2191 眼瞼下垂症手術(眼瞼挙筋前転法) - - - - -
K0301 四肢・躯幹軟部腫瘍摘出術(躯幹) - - - - -
形成外科の手術は日帰りでの外来手術が多く、全体の約7割を占めています。残りの3割が入院手術となっていますが、その中でも眼瞼下垂症の手術が多く、特にご高齢の患者様には術後1泊の入院をお勧めしています。また近年、乳がんでの乳房切除後に乳房再建を希望される患者様において、人工乳房(インプラント)での再建を希望される患者様が増加しており、当科でも乳腺外科と連携をとり、迅速に対応しております。
神経内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K386 気管切開術 - - - - -
K609-2 経皮的頸動脈ステント留置術 - - - - -
K597-3 植込型心電図記録計移植術 - - - - -
K6092 動脈血栓内膜摘出術(内頸動脈) - - - - -
K691-2 経皮的肝膿瘍ドレナージ術 - - - - -
平成28年4月から診療開始しており、診療科の性質上患者様は現在も増加傾向にあります。今後とも地域医療に貢献していく所存です。何卒宜しくお願いします。
脳神経外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K609-2 経皮的頸動脈ステント留置術 27 7.63 10.15 14.81% 71.37
K131-2 内視鏡下椎弓切除術 26 2.96 14.15 7.69% 72.50
K164-2 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術 20 0.55 12.50 20.00% 73.75
K1781 脳血管内手術(1箇所) 19 1.95 10.26 10.53% 61.89
K1771 脳動脈瘤頸部クリッピング(1箇所) 16 2.06 20.63 12.50% 59.13
昨年の総手術件数は、419件を施行し、血管内手術件数も100件以上で従来のコイル塞栓術や頸動脈ステント留置術以外に脳梗塞に対する血管内治療(血栓除去術など)も徐々に増加しています。脊椎手術も過去最高の137件行うことができ、内視鏡手術については3mmの内視鏡を導入し、神経モニタリングを行い、より低侵襲な手術を心がけています。さらに術中にCT撮影が可能なポータブル透視撮影機器や術中ナビゲーションシステムを駆使しより正確により安全な手術ができる体制を構築しています。
救急医学科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K783-2 経尿道的尿管ステント留置術 14 2.29 13.43 28.57% 70.07
K386 気管切開術 10 10.40 20.60 20.00% 57.40
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 - - - - -
K6151 血管塞栓術(頭部、胸腔、腹腔内血管等)(止血術) - - - - -
K0461 骨折観血的手術(大腿) - - - - -
当院は救命救急センターを有しており、様々な重症患者様の救急搬送受け入れています。その中でも、誤嚥性肺炎、重症肺炎、呼吸不全等では、必要とあれば人工呼吸器での管理を行います。また、高齢の方については、腎盂腎炎等の尿路系・副腎疾患も多く、尿管狭窄等に対して、泌尿器科医師と共同でステント留置術を行っています。
歯科口腔外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K4044 抜歯手術(1歯につき)(埋伏歯) 31 0.87 1.00 0.00% 29.06
K4043 抜歯手術(1歯につき)(臼歯) - - - - -
K4042 抜歯手術(1歯につき)(前歯) - - - - -
K4361 顎骨腫瘍摘出術(長径3センチメートル未満) - - - - -
K4292 下顎骨折観血的手術(両側) - - - - -
歯科口腔外科は、開業歯科医院では困難な埋伏歯の抜歯症例(合併手術含む)が多く、腫瘍、嚢胞手術に対応しております。またドクターカー、ドクターヘリで搬送された顔面多発外傷に対しても、救命救急センター、整形外科、形成外科など他科と連携して手術に当たっています。
その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)

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DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一 - -
異なる - -
180010 敗血症 同一 68 0.85%
異なる 36 0.45%
180035 その他の真菌感染症 同一 - -
異なる - -
180040 手術・処置等の合併症 同一 57 0.71%
異なる - -
播種性血管内凝固症候群は、様々な重症な基礎疾患により全身に血栓ができる病態です。敗血症は細菌感染により、生命を脅かす臓器傷害を起こす病態のことを言います。肺炎や尿路感染症、腹腔内感染症などが原因となり、ともに死亡率が高い病態であることが知られています。平成28年度において、当院の播種性血管内凝固症候群の発症率は0.07%でありました。また敗血症は1.30%と症例が多くなっています。これは、当院が救命救急センターを擁する地域の中核病院であり、より重症な患者を受け入れていることを示していると考えます。また「同一性」とは入院契機の疾患と入院中の主な治療目的の疾患(DPC疾患)が同一か否か、ということです。播種性血管内凝固症候群ではDPC病名と入院契機の病名が異なることから、入院契機である基礎疾患を原因として播種性血管内凝固に至ったと思われます。敗血症ではDPC病名と入院契機の傷病名が同一である症例が68例、異なる症例が36例あり、敗血症を治療目的とした入院症例のが多く、入院後に全身状態が悪化して敗血症を発症した症例が1/3ほどありました。当院ではより多くの敗血症患者を治療しており、敗血症診療には非常に力を入れております。手術・処置などの合併症には、術後の創部感染や出血などがあります。これは一定の確率で起こりうるものであり、ゼロにすることはできません。起こりうる合併症に関しては、出来る限り発症を少なくするように努め、またその可能性については事前に十分に説明をしています。
更新履歴
2017年9月29日
平成28年度 病院指標を公開しました。

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