ごあいさつ

在宅総合センター

センター長

古謝 早苗

 わが国では、2025年にピークを迎える超高齢社会に備え、いろいろな取り組みを行ってきました。その結果、介護保険制度導入により介護サービスが民営化され、ご利用者様がサービスを選択できるようになりました。その一方で介護サービス事業所がご利用者様に選ばれるということになり、事業所間の競争は激しくなっています。
 また、高齢者の単身世帯や老夫婦世帯が増加し要介護状態になった場合、住み慣れた自宅で最期まで過ごすことが困難になっている社会的背景の中、仁愛会ではその理念に基づき昭和63年より病院訪問看護、デイケア、訪問看護ステーション、ヘルパーステーション、介護老人保健施設、居宅介護支援事業所、訪問リハビリテーションとご利用者様のニーズに対応できるように在宅サービスを開設してまいりました。

 在宅総合センターの「ご利用者様が住み慣れた地域・自宅でその人らしい生活を1日でも長く継続できるよう支援する」という方針を遂行し、さらに居宅介護支援事業者、その他保健医療福祉サービス提供者及び関係市区町村と綿密な連携をはかり、ご利用者様・ご家族の皆様が地域において統合的サービス提供を受けることができるよう地域での在宅ケアの中核になることを目指します。

 在宅総合センターは、「すべてのサービスは利用者のために」を合言葉にご利用者様・ご家族の皆様、関係機関の皆様の声に真摯に耳を傾けそのニーズに対応できることで信頼され、ご愛顧いただける「地域の皆様に必要とされる在宅総合センター」として進化し続けたいと考えています。

 今後とも皆様のご愛顧とご指導を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。