今回、浦添中学校区コミュニティづくり推進委員会の中の分科会である「湧き水会」の取り組みで、浦添小学校の5年生を対象に“コロナ禍における『湧く湧く防災訓練』”が11月24日(木)に開催されました。この日は1日を通して、災害時に生き抜くための授業が企画され、1校時目は、“楽しいワクワクする感染対策講話”と題して当病院のスタッフが一緒に担当させてもらいました。
楽しい”ワクワク”する感染対策
授業の構成は、湧き水会の主要メンバーの皆さんと当病院の地域連携室および感染防止対策室のメンバーが話し合いを重ね、感染対策において子供たちにぜひ知ってもらいたい知識を楽しく、ワクワクしながら身につけてもらうような内容にすることとなりました。
どぅーまむてぃ ちゅいし~じ~♪
講話のテーマは「どぅーまむてぃ ちゅいし~じ~(自分を守り、相手を守る)」です。正しいマスクの着用や手指消毒など基本的感染対策をとることの意味、また体調が悪いときは親や先生にきちんと伝えて休むことが、自分の身を守り、周囲の大切な人も守ることにつながるという内容の授業を、替え歌やダンスを交えて楽しく進めていきました。授業中の子供たちの無邪気な笑顔と真剣な眼差し、また授業終了後に子供たちからもらった「先生、お家に帰ったら家族にも教えます」の言葉に、参加した当病院のスタッフ一同が心を打たれ、皆で一緒に授業を創ってきて
大変良い経験ができたと感じました。
これからも地域の皆さまとともに
今回、湧き水会の皆様にはこの様な機会を与えていただき心より感謝いたします。今後とも浦添総合病院は保健、医療、福祉の分野で地域社会に貢献できるように、地域の皆様と共に様々な活動に取り組んでいきたいと思います。