浦添総合病院
副院長
当病院は、救命救急センターを有する地域医療支援病院として、入院機能を主体に救急医療・周術期医療、がん医療などに力を入れています。また、法人内の関連施設には、訪問看護ステーションがあり、急性期に加え在宅医療まで、様々な看護の分野で働けるのが特徴です。 超少子高齢化社会を迎え医療体制が変化する過渡期において、そしてコロナ禍において、これから先の医療は既存の形ではなく、より効率的かつ効果的な医療が求められます。それは看護においても同様の状況です。その様な状況下で、看護職がチームの一員として、より専門的、かつ幅広い視野で人々の生活を支える存在としての役割が求められています。 看護職はあらゆる状況下で、専門的な知識および看護技術を用いて、患者さんなどの看護の対象となる人々に対し、看護ケアを行う職業です。また、看護職はその出会いの数だけ成長し、その経験が自分の人生へも深みを持たせてくれる職業です。 私自身も皆様と共に質の高い看護ケアの提供のため『職員参加型』のマネジメントを行ってまいります。看護職一人ひとりが、当法人の理念にもある「誇り」や「働きがい」を持って、充実した人生を送れるよう支援していきたいと思います。
地域のネットワークの基盤として、地域に存在する健康ニーズの充足にあたり、地域に存在する資源を活用することにより看護の目的を達成する。
社会医療法人仁愛会の4つの理念を受けて次のような方針を持つ。
浦添総合病院の看護は、組織方針・組織変革とともに改革、改善に取り組んできました。
当病院の主な看護の領域は「クリティカルケア領域」「がん看護」等で、常に安全で、安心な看護実践が提供できることです。同時にチームケアの展開を行うためにキーパソンとして、積極的に活動し、呼吸器ケアチーム、褥瘡対策チーム、緩和ケアチームなど医師・コメディカルと共に、よりより医療を提供し、患者満足度の向上を目指しております。そのためにも横断的に活動する専門看護師・認定看護師を積極的に活用されつつあります。
看護チームとしては、専門看護師・認定看護師、助産師、看護師、准看護師、介護福祉士、看護助手と共に学習し、配慮のあるケアができるようにと力を合わせて「すべては患者のために」と病院長方針の実践に取り組んでおります。具体的には、病棟での季節を感じる掲示物、ささやかな誕生会などがあります。
安心で安全な看護を提供するためには、現認教育は重要と考えています。OJT、OJTが連動された教育プログラムを実践しております。特に、フィジカルアセスメントをはじめ、段階的な教育で、看護師、一人、ひとの看護実践能力の向上ができるようになっております。共に学び、自己成長できる環境を整えています。同時にチーム医療の担い手として、協働できる看護師を取り組んでおります。
看護管理において、24時間をとおして安全で安心な看護実践できるように、改善を行い、現場で働く看護師をサポートできるような仕組みづくりを行っています。さらなる強化を目的に、今年は組織改正を行い、4名の副看護部長を配置しました。看護実践を可視化し、当病院の看護の成果を表現したいと考えております。
日々の看護実践はもちろん、年間行事の看護週間、オープンハウス等では、看護を希望する高校生、看護学生を迎え、看護を紹介する当病院の看護職員の姿は、生き生きと輝いています。また、各部署には、さまざまな背景の職員がいます。それぞれのワークライフバランスを職員、一人、ひとりがお互い様の心で支えております。浦添総合病院は、社会のニーズの充足の対応のための繰り返される組織改革と共に「すべては患者のために」の理念のもと、しなやかに「進化」してまいります。
私は、これまでの経験を活かし、看護師が働き続けられる職場づくりの力を入れております。当病院の職員が当病院を選んでよかったと思われる組織づくりを行う とともに、人生の先輩として、常に職員の皆さんの支援を行います。ホームページをアクセスした皆さんへ、浦添総合病院でお待ちしております。
部署名 | 病床数 | 看護配置基準 | 看護方式 | 勤務体制 |
救命病棟 | 16床 | 4:1 | 一部プライマリーナーシング | 変則二交代制 |
ICU | 6床 | 2:1 | PNS(パートナーシップナーシングシステム) | |
HCU | 11床 | 4:1 | ||
南3階病棟 | 60床 | 7:1 | ||
北3階病棟 | 43床 | |||
東3階病棟 | 33床 | |||
南4階病棟 | 60床 | |||
北4階病棟 | 60床 | |||
北5階病棟 | 45床 |