臨床検査部

臨床検査部紹介

【迅速検査および報告体制の構築】
臨床のさまざまな要求にこたえるために、1998年より全国に先駆けて30分で結果を報告する迅速検査体制を構築し、24時間365日、迅速正確なデータを臨床側に報告しています。2007年には、新しくドライケミストリー法の生化学分析器(現在はビトロス5600;オーソ・クリニカル ダイアグノスティックス)を導入し、災害時にも威力が発揮できる体制を取ってきました。現在は、BM6050(日本電子)をメイン機器として使用し、採血から最短20分で結果報告が可能になりました。血液凝固検査機器においても、STACIA(LSIメディエンス)を2011年から導入したことにより、 よりスピーディに結果の報告が可能となり、外来患者の待ち時間の短縮に貢献しています。

<生化学・免疫検査機器>

◆BM6050(日本電子)
◆ビトロス5600 (オーソ・クリニカル ダイアグノスティックス)
◆アーキテクトi2000SR(アボットジャパン)
◆ミュータスワコー i30(和光純薬)

<血液・凝固検査機器>

◆XE-5000(シスメックス)
◆STACIA(LSIメディエンス)

<一般検査機器>

◆US2100(栄研化学)
◆UF-1000i(シスメックス)

<輸血検査機器>

◆オートビューINOVA(オーソ・クリニカル ダイアグノスティックス)

安全に検査を行うために

我々検査部では、検査時に手袋、マスク、ゴーグルの着用を義務づけています。細菌検査では検体処理時には必ず安全キャビネットを使用しています。 超音波など患者さまと密着する検査の場合も、感染情報を確認し、必要と判断されれば、検査時にマスク、ガウン、手袋を着用し検査を施行。検査終了後は清 拭、消毒を徹底し、 院内感染対策を日々実行しています。

さまざまな要求に応えるために ~24時間救急体制の充実~

時間外は検体系(検体検査一般、輸血検査、細菌検査担当)、生体系(各種超音波、心電図、頭部MRI)技師1名ずつ計2名で担当しています。検体検査は、血液 学検査(血球算定、凝固・線溶系検査)や生化学検査、尿定性・沈渣検査、髄液検査や血液型検査、交差適合試験、細菌検査などを実施しています。 生体系検査は、心電図や超音波検査などを行っています。救急体制導入当初は腹部スクリーニングのみ実施していましたが、年々範囲を拡大し、心臓、頸動脈、 体表まで、現在では深部静脈血栓症精査や外傷性スクリーニング(FAST法)、循環器内科的緊急スクリーニングなども実施しています。

細菌塗抹検査(グラム染色、抗酸菌染色)、血液培養の陽性報告も緊急対応へ

インフルエンザ抗原検査や迅速A群溶連菌検査、クロスト リジウム・デフィシル トキシンAなどの簡易検査のみならず、エンドトキシン、β-Dグルカン検査、細菌塗抹検査(グラム染色、抗酸菌染色)、血液培養の 陽性報告などの24時間緊急報告体制を確立しました。 また、夜間、土日祝日においても細菌検査検体の処理を行い、より早い培養結果の報告も行っています。

MRI室

1.5TMRI装置を導入
従来の既存機もバージョンアップし、2基体制になりました。

当病院は平成27年6月より、GE Healthcare Optima MR450W 1.5TMRIを導入
従来の既存機のバージョンを11.0→23.0へ更新。MRI機2基体制となったことで、検査予約待ちを大きく解消し、予約待ち患者ゼロを目指します

装置の特徴

GE Healthcare Optima MR450W 1.5TMRIは患者様に優しい。
サイレントモード(消音モード)MRI検査で、大きな音が苦手という方も多いと思います。この装置では、サイレントモード(消音モード)があり、静かな環境で検査を受けることができます。

開口径(筒の部分)が10cm広く
従来機より、患者様が入る筒の直径が10cm広くなりました。これにより、体格の大きな方の検査も可能となり、また、狭い空間が苦手な方でも圧迫感が軽減され、比較的安心した環境で検査を受けることができます。

【サイレントモード(消音モード)による撮影】

造影剤を使用しなくても動脈撮影が可能に

MRI検査で血管を描出するには、造影剤を注射しながら撮像する造影撮像法と、造影剤を用いずに描出する非造影撮像法があります。今回、導入しました装置では、非造影撮影が可能となり、非侵襲的な検査ができるようになりました。造影剤を使用しないことで、腎機能が低下している方でも検査することができます。

【造影剤を用いず撮影した画像例】

造影剤無しで、さらに短時間で脳血流状態の評価が出来る!
ASL撮像時間 2:27

病理検査科

診療内容

生検、手術材料の癌の診断の他、手術中の迅速診断や病理解剖に対応している。

診療特色

手術材料が多く、難症例や重要症例が集まっている。

チーム医療への取り組み

院内感染対策チーム(ICT)への参加

感染対策委員会へ耐性菌検出レポートや血培陽性患者リストの週報を提出し、ICTのラウンドに参加しています。また、月一回開催される看護・コメディカ ル院内感染対策委員会に各種感染症の患者数、材料別の検出件数、感受性率などの詳細な月報を作成し、委員会にて報告しています。

心臓リハビリテーションへの参加

平成19年度より心臓リハビリテーションが開設となりました。私たちは応援スタッフとして技師を派遣し、看護師、理学療法士とともに患者さまの応対、臨床検査に関しての講義、心肺運動負荷試験(CPX)などを担当しています。

栄養サポートチーム(NST)への参加

対象患者さまのピックアップ、栄養アセスメント項目についての時系列レポートを作成し、週一回行われるNSTミーティング・ラウンドに参加しています。

糖尿病教室への参加、糖尿病療法指導士による検査結果説明

月2回、糖尿病療養指導士資格を有する検査技師が、検査の説明とその意義、必要性について講義を行っています。