脳神経外科

診療特色

脳血管・脊髄センターは、2009年に前身の脳卒中センターから名称を変更し、脳卒中の予防から発症後のt-PA静注療法や血管内治療、さらに脊椎・脊髄疾患の治療にも対応できる体制が構築され、手術を含めた総合的な治療を行ってきました。

入院患者数は2017年度は脳神経外科単独で700人を超えており、脳卒中の数も神経内科入院を併せると500人を超えています。t-PA施行数は例年と変わりなく25件行っていますが、それに追加して血栓回収術が増加しています。総手術件数も、400件以上施行し、血管内手術も83件を施行しております。脊椎手術も過去最高の146件行うことができました。脊椎・脊髄疾患については顕微鏡や内視鏡を導入しより小さな傷で、神経モニタリングを行い、さらに術中にCT撮影(ポータブル透視撮影機器による)や術中ナビゲーションシステムを駆使しながら、より正確により安全な手術ができる体制を構築しています。また血管内手術に関しても、器具の進歩や治療法の進歩に対応しながら、一例一例適応を説明し、患者の十分な納得の上で治療を行っています。また高齢化に伴い、治る認知症といわれる特発性正常圧水頭症に対してもタップテストで厳密に評価を行い手術を施行しています。

診療体制は,脳神経外科3人体制(内血管内治療専門医2名)と神経内科医1名の体制です。さらに良好な治療成績を目指し、日々精進してまいりますのでこれからもよろしくお願いします。

医療機器・設備

●脊椎最小侵襲用開窓器
●脳外科用 手術用顕微鏡
●3Dポータブル透視撮影機器
●術中ナビゲーション
●術中脳血管撮影装置
●術中神経モニタリング装置
●脊椎内視鏡装置(MED)
●経皮的脊椎内視鏡装置(PED)
●超音波凝固装置
●ラジオ波凝固装置

診療内容

●症例の統計(1月〜12月)
2016年(H28) 2017年(H29) 2018年(H30) 2019年(R1) 2019年(R1)
神経内科
入院患者総数 827 711 825 955 193
脳血管障害総数 466 419 445 489 54
 脳梗塞 178 174 190 232 37
 脳出血 94 85 95 94 7
 クモ膜下出血 34 24 32 34 0
 その他 160 136 128 129 10
頭部外傷総数 64 56 71 68 0
 急性硬膜下血腫 24 13 18 20 0
 慢性硬膜下血腫 33 32 37 39 0
 その他 7 11 16 9 0
脳腫瘍 18 27 14 11 0
脊椎・脊髄患者 211 207 200 255 0
その他 68 62 95 132 139
●手術件数(1月〜12月)
2016年(H28) 2017年(H29) 2018年(H30) 2019年(R1)
脳神経外科手術総数 419 417 414 472
脳腫瘍開頭術 9 17 8 4
経蝶形骨洞手術 1 3 1 1
脳動脈瘤クリッピング術(破裂) 8 11 13 9
脳動脈瘤クリッピング術(未破裂) 9 3 14 1
頚動脈内膜剥離術 1 0 0 0
脳血管吻合術 5 6 3 3
脳内血腫除去術(開頭術) 12 13 12 12
脳内血腫除去術(定位術) 7 5 1 13
急性硬膜外血腫・硬膜下血腫除去術 15 12 11 13
慢性硬膜下血腫穿頭術 30 27 35 41
水頭症シャント術 19 29 42 60
脳血管内手術 88 83 84 85
 脳動脈瘤コイル塞栓術(破裂) 19 10 17 22
 脳動脈瘤コイル塞栓術(未破裂) 26 21 19 21
 血管内手術(その他) 43 52 48 42
脊椎手術 139 146 146 179
 頚椎病変 38 44 33 37
 胸椎病変 15 16 20 36
 腰椎病変 86 86 93 106
その他の手術 76 62 44 51
当院でのt-PA施行数 29 25 15 18

学会・研究施設認定等

●脳神経外科学会 認定脳神経外科専門医研修施設
●脳卒中学会 認定脳卒中専門医研修施設
●JND研究事業への参加について
詳しくはコチラをご参照ください。

担当医師と専門分野等

氏名 卒業年 専門分野 学会専門医・他
銘苅 晋 1983年 脳腫瘍の診断・治療
脳血管障害の診断・治療
日本脳神経外科学会 脳神経外科専門医
日本脳卒中学会 脳卒中学会専門医
原國 毅 1990年 脳血管内治療
脊椎・脊髄外科
日本脳神経外科学会 脳神経外科専門医
日本脳卒中学会 脳卒中学会専門医
日本脳神経血管内治療学会 脳血管内治療専門医
日本脊髄外科学会 脊髄外科認定医・脊椎精髄外科専門医
伊藤 公一 2000年 脳神経外科 日本脳神経外科学会 脳神経外科専門医
日本脳神経血管内治療学会 脳血管内治療専門医