デジタルネットワークで正確・迅速な画像・検査データーの提供を目指して
診療放射線部は各種の撮影や検査に携わり、デジタルネットワークによる正確で迅速な臨床画像の提供を目指しています。患者さまが安全で安心して検査を受けて頂くため、日々、機器の点検を行い質の高い医療を提供しています。診療放射線技師は親切で丁寧、思いやりのある対応を心掛け、技術の向上にも努めています。
また、地域医療支援病院の役割も担っているため、地域のクリニックや診療所からの紹介患者の検査も行っており、予約検査のみではなく、当日の紹介検査にも対応しています。急性期医療にも対応できるように24時間あらゆる検査に対応しています。
地域医療に貢献できるよう、チーム医療を担う一員として、更なる努力をしていきます。
一般撮影装置 | 4台 |
CT (マルチスライスCT80列/320列) | 2台 |
RI (ガンマカメラ) | 1台 |
血管撮影装置DSA | 2台 |
デジタルX線TV (DR装置) | 2台 |
外科用X線TV装置 (手術室) | 3台 |
O-armイメージングシステム(手術室) | 1台 |
乳房撮影装置 (マンモグラフィ) | 1台 |
骨密度測定装置 | 1台 |
ポータブル撮影装置 | 5台 |
CR(Computed Radiography)、 電子保存、フィルムレスシステム採用しています。
X線TVはフラットパネル型TV採用し高画質で低被ばく化を実現しました。
▶Canon Aquilion One Nature(320列) 1台
▶Canon Aquilion serve(80列) 1台
Aquilion One Nature:AI技術を応用したAdvanced intelligent Clear-IQ Engine(AiCE※) とADCTにより、確信度の高い診断をサポートします。
AiCEはディープラーニングを用いて設計されたノイズ成分とシグナル成分を識別する処理で、分解能を維持したままノイズを選択的に除去する先進の再構成技術。 ディープニューラルネットワークの学習に用いるデータには、MBIR (Model Based Iterative Reconstruction: FIRST)で得られた高品質データを用い、装置が持つ分解能をより引き出しながら、高いノイズ低減効果が得られます。
▶Philips社製 Ingenia Elition 3.0T S 3.0TS MRI装置(2023年12月)
▶GE Healthcare社製 Optima MR450W 1.5TMRI装置(2015年6月)
Ingenia Elition 3.0TSは、新しいグラジエントシステムと次世代高速撮像技術である Compressed SENSEにより診断能を損なうことなく、全身領域の検査の高速化を可能とします。また、新しく搭載された機能によりワークフローの向上とともに、患者に優しい検査を提供します。
▶島津 Trinias B12 2台
血管造影検査は脳血管系、心血管系、腹部血管系、四肢血管系に分かれ、検査、治療が行われています。脳血管領域では動脈溜に対するコイルエンボリや血栓除去、心臓領域ではPCI(経皮的冠動脈形成術)、腹部領域では TAE(腫瘍血管塞栓術)が主体となっています。血管造影は24時間対応しています。
▶GE Healthcare社製NM830(SPECT)1台
NM 830は,画質の向上と短時間収集を実現したSPECT装置です。従来同様,高速多軸動作機構やワークフローの良さはそのままに,検出器の感度を向上させる新しいコリメータとコントラストを向上させるソフトウェアを組み合わせて搭載することで,さらなるスキャン時間の短縮と病変描出能の改善を実現しました。また,最新の核医学装置専用ワークステーション Xeleris 4DRでは様々な検査目的を持つ核医学診断に適した定量アプリケーションが充実しています。
▶FUJI FILM社製 AMULET Innovality
・低線量トモシンセシス
X線管球を移動しながら連続的に低線量でX線を照射し、複数の位置から撮影した画像を再構成。見たい構造に焦点を合わせた画像を提供することが可能で、乳腺構造の重なりにより発見が難しかった病変の観察を容易にしました。
▶HOLOGIC社製 Horizon Wi
DXA 法による腰椎、大腿骨、全身、ラテラル、前腕骨の骨密度測定装置です。