病院⾧あいさつ

社会医療法人 仁愛会 浦添総合病院

病院長

伊志嶺 朝成

患者様に「最良の医療」を提供するために

2023年4月浦添総合病院の病院長に就任いたしました。今年5月には新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染症法上の位置づけが「5類」に移行され、新型コロナウイルス感染症のパンデミックからの出口がみえてきていると感じています。しかし、この3年間は新型コロナ感染症の蔓延で、医療界だけでなく社会全体が大変な混乱状態となりました。医療の分野では、新型コロナ感染症蔓延のために、一部の救急医療・一般診療(がん診療・その他)に支障をきたす事態が発生しました。今後は、できるだけ早く医療を通常の状態に戻し、患者様に「最良の医療」を提供することが我々の責務と考えております。

浦添総合病院は、1981年4月沖縄浦添病院として開院し、職員86人(医師12人)から始まりました。その後、地域の中核病院として発展し、2021年4月に開院40周年を迎え、現在は社会医療法人仁愛会浦添総合病院として病床数334床、職員数1121人、医師数130人(2023年2月)のDPC特定病院群、地域救命救急センター、地域災害拠点病院、へき地医療拠点病院、地域医療支援病院、基幹型臨床研修指定病院、沖縄県ドクターヘリ基地病院となりました。この間、診療所の先生方をはじめ地域の皆様には大変お世話になりました。改めて御礼申し上げます。

患者様の幸せのために!

当院で働くすべての職員(パートナー企業含む)の幸せのために!

『仁愛会の理念』

・地域住民のニーズを満たす保健・医療・福祉

・信頼と人間性豊かな保健・医療・福祉

・働き甲斐のある職場

・仁愛会の職員であることが誇れる企業

『仁愛会の理念』を方針決定の軸とし、「すべての職員(パートナー企業含む)の幸せが患者様や地域の皆様の幸せにつながる」という信念のもと、地域社会に貢献できる人財(材)を育成し、患者様や地域の皆様に「信頼され愛される病院」「選ばれる病院」を目指すことが病院長の使命と考えています。

・患者様の幸せのために!

・当院で働くすべての職員の幸せのために!

この想いを胸に刻みながら病院長としての職務を全うします。

2023年12月新病院開院

今年、12月1日に新病院が浦添市前田に開院いたします。総敷地面積は39,278.65㎡、総床面積は現在の1.5倍の36,652㎡、地上7階の新病院となります。 新築移転は一大事業となります。移転作業の際もできる限り患者様と地域の皆様のご迷惑とならぬよう最善の対策を講じて進めてまいります。

今後も「より良い医療(最良の医療)」を提供し、皆様から「信頼され愛される病院」「選ばれる病院」を目指して職員一同地域の皆様に貢献してまいりたいと存じます。

今後とも、浦添総合病院をよろしくお願いいたします。