胃カメラ検査

内視鏡室

受診・予約の案内

当院で内視鏡検査を希望される方は以下の方法で受診が可能です。当院は地域での救急医療を担っていることから予約のない受診患者様は待ち時間が長くなることが多く、原則は事前予約をお願いしています。

①かかりつけ医や健診センターから精密検査を指示されている方
・他院を受診した際、その場で病診連携室を通して予約することが可能です。
・健診結果通知書(バリウム異常・便潜血陽性、エコー・肝機能異常値)や紹介状を持っている場合
→浦添総合病院予約センター(0120-979-706)へ電話
→午前9-11時の外来を受診する
(可能な限り基本的には事前に電話予約してください)

②当院で過去に検査を受けたことのある方
・浦添総合病院予約センター(0120-979-706)へ電話

※医師からの再検査指示がある方のみ再診の扱いとなります。

③急な症状がある方
・吐血や強い腹痛などの症状がある方は救急外来を受診してください。(予約不要)
・症状が落ち着いている場合にはかかりつけ医の受診をご検討ください。
・判断に迷う場合は当院予約センターに電話相談あるいは朝9-11時の時間帯に外来を受診してください。

※紹介状や健診異常の結果を持参していない場合は初診時特定療養費5,500円が加算されます。

浦添総合病院健診センターとの連携
浦添総合病院健診センターを受診し大腸癌スクリーニング(便潜血反応)が陽性であった方は当日に大腸内視鏡検査を予約することができます。ただし、大腸ポリープ切除は原則的には行っておらず、病変を認めた場合は後日改めて治療を計画します。

鎮静剤(静脈麻酔)を用いた内視鏡検査

当院では紹介患者様が多いことから、精密検査や内視鏡治療を目的とするケースが多くみられます。これに伴い検査時間が長くなることや、太い径の内視鏡スコープを使用する場合があり検査中の不快感を強く感じる方も見られます。当院では静脈麻酔を使用できる環境を整えており、不快感の軽減を心がけています。

→鎮静剤による内視鏡を受けられる方へ

検査費用の目安
  • 紹介状持参がない方:初診時選定療養費7,700円+初診料が掛かります。
  • 初診料:最終受診から3か月以上経過した方は初診料がかかる場合があります。
    (医師の指示にて半年後・1年後などに再検査を指示された方は初診料がかかりません)

※年齢による自己負担率の変動や特定疾患の有無、処置の内容、使用薬剤、病変部位などによって自己負担金額が細かく変動するためあくまでも目安としてご参照ください。

自己負担額

一般費用

初診時特定療養費
(紹介状なしの場合)
約7,700円
鎮静剤(静脈麻酔)を用いた内視鏡検査

胃カメラを受ける際にはのどを麻酔することによって反射をおさえて苦痛をやわらげます。しかし、それでもなお苦痛を感じることも少なくありません。また、大腸カメラでも内視鏡を挿入する際に大腸が引き延ばされることや空気が貯まり張ってしまい、痛くなることがあります。このような場合には鎮静薬などを注射することにより意識を低下させて緊張をやわらげ、苦痛を軽くすることができます。
当院の検査では安全性を配慮し呼びかけに反応する程度の量を注射して検査を行うよう心がけています(意識下鎮静)。血圧が下がることや、呼吸が弱くなることがありますので、検査中と検査後も意識がはっきりするまではモニター(測定器)をつけて監視し、1時間ほど休んでいただきます。これらの薬を使用する場合には検査当日に自動車やバイク、自転車の運転を控える必要があります。また静脈麻酔に伴う追加費用は100円程度となっています。

メリット●意識がぼんやりし、苦痛が軽減される。
●検査に伴う不安が改善する 。
●繰り返し検査が受けやすくなる。
●体動などが少なくなることで、より質の高い検査・治療が行える。
デメリット×当日は運転を控える必要がある。
×検査後に1時間ほどの休憩・経過観察が必要である。
×効果に個人差があり、思ったほど効果が得られないことがある 。
×極めてまれであるが副作用が起きることがある 。

鎮静剤投与の偶発症(合併症・副作用)
注射部位の炎症、静脈炎、血管痛、アレルギー、血圧低下、不整脈、呼吸抑制、低酸素血症、呼吸停止、覚醒遅延(なかなか目が覚めない)、健忘(検査前後の記憶がなくなる)などが報告されており、すべてを予防することは困難です。これらの偶発症が起きた場合、最善の処置を行うよう努力しますが、入院・点滴・薬剤投与・酸素投与・気管内挿管・蘇生処置などが必要になる可能性があります。2016 年発表の消化器内視鏡学会による最新の全国調査(2008-2012年)では鎮静剤投与による偶発症発生率 0.0028%、死亡率0.00005%と報告されています。

※体の状態によっては(血圧が低い、重度の心・肺疾患肺を持っている場合など)医師の判断により、鎮静剤の投与ができないことがあります。

上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)を受ける方へ

上部消化管内視鏡検査の主な目的
① 萎縮性胃炎(ピロリ関連胃炎)を診断し胃癌・胃潰瘍のリスク評価を行った上、除菌治療を行うこと。
② 胃癌、食道癌、胃潰瘍、粘膜下腫瘍などの存在診断および深達度診断(病期の深さ)を行うこと。
③ 内視鏡治療 (止血処置、粘膜下層剥離術など)を行うこと。

上部消化管内視鏡検査の手順

  • 検査直前にキシロカインゼリーやスプレーによる咽頭麻酔を行います(歯科麻酔などでアレルギーが出た方は看護師にお伝えください。)
  • 内視鏡を口から挿入し、食道、胃、十二指腸全体を観察し、写真を記録します。
  • 異常所見を認めた場合には色素を含む薬剤を散布する場合や、生検(腫瘍の一部を採取)、迅速ウレアーゼ  テストなどを行います。迅速ウレアーゼテストは30分後、生検結果は約2週間で結果がでます。
  • ほとんどの胃ポリープは治療不要のため検査時にポリープ切除を行うことはありません。

偶発症
検査による偶発症として咽頭麻酔に対するアレルギー(アナフィラキシーショック)が知られており、薬剤に対するアレルギーのある方は、あらかじめ申し出てください。そのほか、出血や穿孔などの重篤なトラブルは0.007%の頻度と報告されています。

胃カメラ当日に持参する物

  • 診察券
  • マイナ保険証、資格確認証
  • お薬の説明書(お薬手帳でも可)
  • 同意書(検査説明後に持ち帰られた方のみ)

検査前の注意事項

  • 夕食は、消化の良いものを午後8時までに摂取し、アルコール類は控えるようにしてください。
  • 起床後は水分を摂取しないで来院してください。内服類は朝7時までに少量の水分とともに内服してください。
  • 糖尿病の薬は原則内服しないでください。
  • 抗血栓薬(バイアスピン、ワーファリンなど)に関しては事前に医師に休薬の要否を確認の上検査を受けてください。
  • 鎮静剤の使用を希望される方は自身での運転は控えてください。